埋没法の手術で埋め込んだ糸を取る必要があるのはどういったケースなのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。状況や抜糸を行うまでの期間について理解しておくことが大切です。
そこで、今回は以下の内容に沿って詳しく解説します。
- 埋没法の抜糸が必要になるケース
- 埋没法の抜糸はいつから可能?
- 抜糸後のダウンタイム
- 他院で施術した埋没法の抜糸は可能?
埋没法を検討されている方は、ぜひ参考にして抜糸について理解していきましょう。
二重埋没法の失敗について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「埋没法のよくある失敗例は?後悔しないためのポイントも紹介」
1、埋没法の抜糸が必要になるケース
埋没法の手術で埋め込んだ糸を外したいと患者様が思うケースとしては、仕上がりが好ましくない、二重のラインを変えたいといった理由が多い印象があります。
もちろんこうした理由で糸を外してやり直すことは可能ですが、必ずしも抜糸が必要になるわけではありません。
新たに付けたい二重のラインや幅によっては、以前の糸は外さずに、新たな糸を埋め込んで修正手術をすることが可能です。
抜糸をするだけでもまぶたに負担がかかるため、まずは医師に相談をして、抜糸の必要性について判断してもらうと良いでしょう。
抜糸が必要になるケースとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 糸玉が目立って気になる
- 以前の二重幅よりも狭くしたい
(1)糸玉が目立って気になる
埋没法の手術で結んだ糸玉は、まぶたの中にしっかりと埋没させて皮膚の表面に飛び出さないよう処理をします。
しかし、元々まぶたの皮膚が薄かったり、糸の埋め込みが浅かった場合、皮膚を通してうっすらと糸が透けて見えることがあります。
時間の経過で段々と目立たなくなるケースがほとんどで、手術後2週間~1ヶ月もすれば自然と馴染んで分からない状態になります。
ただ稀に、長期間経過しても糸玉が目立ってしまう方もいらっしゃるので、気になってストレスを感じるような場合には抜糸をする、もしくは抜糸をして再度埋没法の手術を受けると良いでしょう。
(2)以前の二重幅よりも狭くしたい
以前の手術で作った二重幅よりも狭くしたい場合には、既に固定をしている糸が邪魔になるため、その糸を一度抜糸してから狭い位置で再度固定をする必要があります。
まずは医師とのカウンセリングで、希望する二重幅を相談しながら抜糸の必要性を判断してもらいましょう。
2、埋没法の抜糸はいつから可能?
基本的にはいつでも抜糸は可能です。まぶたの表面に1~2㎜程度の穴を開け、そこから糸を探し出して抜糸を行います。
ただし、時間が経過するにつれ、埋め込んだ糸は組織に癒着して外しにくくなるため注意が必要です。
また、医療の世界ですから“絶対に抜糸が出来る”というお約束はできません。
埋没手術から間もない時期だとしても、糸が外せるか否かは手術をしてみなければ分かりません。
3、抜糸後のダウンタイム
抜糸後のダウンタイムは、埋没法の手術後に比べるとほとんどありません。
まぶたの表面を1~2㎜程度切開しますので、多少の赤みや内出血はでますが、一般的には2~3日程度でおさまります。
ただし、抜糸が困難な場合には通常よりも長いダウンタイムがかかる可能性もありますが、それでも1週間程度でほぼおさまると思って良いでしょう。
4、他院で施術した埋没法の抜糸は可能?
真崎医院で埋没手術を受けた場合には、術式と糸の固定位置をカルテに記載しているので、基本的には簡単に行えます。
一方で、他院で受けた場合にはカルテが無く、術式や固定点数が曖昧なため抜糸が困難になる可能性や、糸が探しきれずに残ってしまうことがありますので、確実性を求めるのであれば手術を受けたクリニックで一度相談してみることをおすすめします。
当院や別のクリニックで抜糸を希望する場合には、手術時期や回数、どのような術式であったかといった詳細を事前に医師へ伝えることが重要です。
5、埋没法の抜糸なら真崎医院に相談を
真崎医院の二重埋没法は「切らない」「腫れない」「痛みのない」を基に、院長 真﨑が25年間改良して導いた<真崎式オリジナル二重術>を提供しています。
まぶたをしっかりと引き挙げて糸で固定をするので、術後の腫れが目立ちにくく、一般的な埋没法に比べてダウンタイムが短く済みます。
個人差もありますが、腫れの程度によっては手術直後から仕事をすることができ、メイクも翌日から可能です。
また、真崎医院は眼瞼下垂手術を得意とした“下垂専門クリニック”であるため、通常の挙筋法に比べてより自然にパッチリとした目力のある二重に仕上げることが出来ます。
万が一腫れの程度が強くストレスを感じる場合は、糸を外して手術費用(麻酔代・薬代を除く)を返金する「トライアル返金システム」を設けていますので、患者様にとっては安心して手術を受けられるポイントではないでしょうか。
これは自身があるからこそ出来る、真崎医院独自のシステムだと思っています。
手術後のアフターフォローとしては、術後1ヶ月目に無料で検診を行い、糸の埋まり方や炎症の有無などまぶたの状態を確認しています。
ご来院が難しい方にはメールなどでの対応も可能ですので、ご遠方の方でも安心していただけることと思います。
真崎医院の二重埋没法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「二重埋没法」
6、まとめ
埋没法で埋め込んだ糸は、目元の印象の変化を希望したり、糸による影響が特になければ無理に抜糸をする必要はありません。
二重ラインのデザインによっては、以前の糸を残したまま新たな埋没手術を受けることも可能です。
抜糸後のダウンタイムはほとんどなく、2~3日様子を見ればほぼ落ち着くケースが多いと思って良いでしょう。
他院で受けた埋没手術の抜糸も可能ではありますが、まずは手術を受けたクリニックで一度相談してみることをおすすめします。
なお、他院の固定糸を抜糸する場合、術式によっては困難になる可能性があることを理解した上で受けるようにしてください。
また、上のまぶたを引き上げる筋肉にトラブルが生じ、うまく機能しなくなったことによってまぶたが重く開き辛くなる症状が見られる方は、切らない眼瞼下垂がおすすめです。
切らない眼瞼下垂について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「切らない眼瞼下垂」