まぶたの形は人によって様々で、一重や二重、奥二重などそれぞれ異なります。
顔のパーツは出来るだけ左右対称が好ましいと考える方が多い一方で、実際には左右で二重幅が異なったり、生まれつき両目とも二重の方もいれば、片目だけが二重の方もいたりと十人十色です。
本記事では、片目だけが二重になる原因、バランスのとれた両目の二重を手に入れる方法についてご紹介します。
- 片目だけ二重になる原因
- 両目とも二重にする方法
- 片目だけ二重手術整形を考える際の注意点
1、片目だけ二重になる原因
生まれつき両目が二重の方に比べ、片目だけが二重になっている方は実際には少なくありません。
真崎医院にも、両目のバランスを整えたいと言ってカウンセリングへお越しになる患者様は非常に多い印象です。
両目とも一重だった方が片目だけ二重になるパターン、またその逆など、左右の違いが生じるパターンやきっかけは様々で、遺伝的に生まれ持った性質に加えて後天的な理由も大きく関わっています。
(1)加齢による場合
年齢を重ねるごとに皮膚の弾力やコラーゲンが減少し、筋力の低下でまぶたや目元の印象に変化がでるということは誰しもに起こる現象です。
まぶたの皮膚がたるんで被さり、元々両目とも二重だった目元が、結果的に片目だけが一重にみえてしまい左右差が生じるというケースが考えられます。
(2)遺伝が関係している場合
親からの遺伝の可能性も、原因の一つとして考えられます。
父親と母親、またはどちらか片方が二重であれば、同じように子供も二重になる可能性がありますし、その逆に、両親またはどちらかが一重であれば、子供にも同様の特徴が現れると考えられます。
ただ、両目のまぶたが異なる親から生まれた子供がまったく同じ特徴を持って生まれてくるかは、実際のところ定かではありません。
(3)生活習慣や癖による場合
親からの遺伝の可能性も、原因の一つとして考えられます。
父親と母親、またはどちらか片方が二重であれば、同じように子供も二重になる可能性がありますし、その逆に、両親またはどちらかが一重であれば、子供にも同様の特徴が現れると考えられます。
ただ、両目のまぶたが異なる親から生まれた子供がまったく同じ特徴を持って生まれてくるかは、実際のところ定かではありません。
片目だけが眼瞼下垂になる原因について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
「片目だけが眼瞼下垂?原因や治療方法、手術の費用について解説」
(4)二重手術で作ったラインがとれてしまった場合
過去に埋没法による二重手術を受けたことがある方で、埋め込んだ固定糸が片目だけ緩んでしまった、または外れてしまったために左右で目元の印象が変わってしまったというケースもあります。
埋没法の手術は永久的ではないため、例えば、まぶたを擦ったり触ったりといった外からの刺激を頻繁に受け続けると、糸が緩んだり外れる可能性は十分に考えられます。
2、片目だけ二重を両目二重にする方法
片目だけ二重の状態から両目とも二重にしてバランスを整えるには、外科手術が最短且つ最善の方法です。
手術の方法は、以下の3つです。
- 二重埋没
- 二重切開
- 眼瞼下垂手術
(1)二重埋没
二重埋没法は、医療用の糸を使用して二重まぶたを作る美容整形手術の一つです。
皮膚にごく小さな穴をあけ、まぶたの裏側からまぶたを上にあげる組織と皮膚側を結び付けて二重のラインを作ります。手術時間は15~20分程の短時間で終了します。
メスを使用しないため、手術の侵襲が少なく手術後の傷痕はほとんど目立ちません。腫れのピークは術後3日目頃で、それを過ぎれば大きな腫れは1週間程度で落ち着くことがほとんどです。
短時間且つリスクやダウンタイムも小さく済み、手軽に自然な二重が叶うため、美容外科メニューの中では断トツで人気がある手術と言っても過言でありません。
一重まぶたから二重まぶたへの変化はもちろんのこと、元々の二重を理想のラインへ変えたい方や、二重幅の左右差を改善したい方にも適した手術方法です。
二重埋没について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「 二重埋没 」
(2)二重切開
二重切開法は、まぶたの皮膚を切開して支持組織と癒着させ、半永久的な二重の構造を形成する手術方法です。
切らないで行う二重埋没法に比べ、デザインの自由度と二重ラインの持続力があることが大きな魅力で、特にまぶたの脂肪が多く腫れぼったい方におすすめの方法です。
また “一度の手術で確実に二重にしたい” “二重埋没法による手術が難しい” “しっかりとダウンタイムが取れる” 方にも適しています。
埋没法に比べてダウンタイムは長くなりますが、結果として得られる二重は半永久的で非常に安定しています。
前述したまぶたの脂肪についてもう少し触れると、まぶたの脂肪が多く厚みがある場合、埋没法による糸の固定だけでは理想的な二重にならないケースが多いことから、二重切開法をおすすめする傾向が高いです。糸で固定をしても、厚みのあるまぶたではそれをはね返す力が強く、元に戻りやすいのです。
なお、切開手術の場合は手術部位を糸で縫合しますので、1週間後に抜糸をする必要があります。
二重切開について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「二重切開」
(3)眼瞼下垂手術
眼瞼下垂が発症する原因は “まぶたの中の筋肉トラブル” とされていて、まぶたを引き上げる筋肉にトラブルが生じてうまく機能しなくなることにより引き起こされます。
機能面はおろか、まぶたが下がり眠たそうな印象へと風貌が変わってしまうこともしばしば。慢性的な頭痛・肩こりに悩まされる方もいらっしゃいます。
眼瞼下垂の症状が見受けられる場合には、眼瞼下垂手術をお勧めします。
手術方法は主に2パターンで、切らない方法か切開法のいずれかです。
手術が初めてで不安な方、生まれつきではなく後天的に発症した方、ダウンタイムが長くとれない方の場合は、切らない方法が向いているでしょう。
但し、状態や下垂の程度にもよるため、まずは専門医とよく相談することが大事です。
美容外科クリニックで一般に行われている“切らない眼瞼下垂手術”は、当院の院長 真崎が元来考案した方法がベースになっています。
2004年に医学書籍で世界で初めて公表してから、多くの美容外科クリニックで採用されるようになりました。
そこから20年程の歳月をかけて改良を重ね、安全性はもちろん、以前の方法よりも確実な効果と持続性を兼ね備えた「真崎法」を、真崎医院では自信をもって患者様へ提供しています。
この「真崎法」は、2024年5月に行われた美容外科学会(JSAS)にてその術式を公表しましたが、長年の経験と実績の元に成功する手技であるため、今現在、真崎医院以外でその手術を受けることは難しいと思っています。
真崎医院の切らない眼瞼下垂について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「 切らない眼瞼下垂 」
3、片目だけの二重手術をする場合の注意点
二重になっている片側の目に合わせて、もう片方の目だけ二重手術でバランスを整えることはもちろん可能です。
真崎医院にも、片目だけの二重手術を希望する患者様はたくさん来院されます。
但し、片目だけ二重手術をする場合、手術後に以下のリスクが生じることがありますので注意が必要です。
出来るだけ周囲に気付かれたくない方、ダウンタイムが長くとれない方は、手術を受ける前に執刀医に事前の確認をすると良いでしょう。
- 腫れが長引いた場合に長期間左右差がでてしまう
- 二重のラインに左右差ができてしまう
(1)腫れが長引いた場合に長期間左右差がでてしまう
腫れの出方には個人の体質の差や手術方法も関係しますが、リスクが低い埋没法だとしてもある程度の腫れや浮腫みは必ず出ると思ってください。
片目だけ手術をした場合、当然ですが手術をした方の目だけが腫れますので、ダウンタイムを経て患部の状態が落ち着くまでは大なり小なり左右差が発生します。
大体1~2週間で大きな腫れや浮腫みはひき、おおよその仕上がりは手術後1ヶ月が目安です。最終的な仕上がりと組織の安定には3~6ヶ月程かかります。
但しこれはあくまでも目安なので、腫れやすい体質であれば長引く可能性はありますし、医師の技術不足によっては腫れぼったい“ハム目”になって、いつまで経っても左右差がなくならないこともあるでしょう。
その逆に、手術直後でも腫れや左右差が少なく周囲にも気付かれにくいケースもありますので、まずは医師とよく相談することをおすすめします。
(2)二重のラインに左右差ができてしまう
片目だけ手術をする場合、多くはもう片方の二重ラインに合わせてデザインをします。
但し、目頭から目尻まで寸分違わず同じラインで二重を作ることは極めて難しいと思ってください。これはどの医師、どのクリニックで手術を受けても同様のことが言えます。
人間の顔は左右非対称であり、同じ幅で二重のラインを付けたとしても、左右で目の大きさや目の形、筋肉の付き方や脂肪量に若干の違いがあれば、仕上がりにも多少の差がでるものです。
仮に両目の手術をした場合でも、左右の目の形や二重の出方が異なれば、多少の左右差ができるものだと思っておくとストレスは少ないかもしれません。
しかしながら、医師の技術不足によっては仕上がりの差が極端にでてしまう可能性がありますので、左右差が気になってしまうケースもあることでしょう。
ダウンタイム期間を経ても左右差が改善しない場合には、修正手術を検討してみるのも一つの選択肢です。
埋没法のやり直しについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「二重埋没法のやり直しを解説!知っておきたい注意点やクリニック選び」
4、二重埋没のご相談は真崎医院へ
真崎医院は、多くのセレブやVIPが訪れる、世界で認められたプライベートクリニックとして知られています。
国内のみならず、海外からお越しになる患者様も多くいらっしゃいます。
お顔、お身体全般の外科治療メニューを取り揃えておりますが、中でも目元の治療には自信があります。
当院の二重埋没法は「切らない」「腫れない」「痛みのない」が特徴で、院長 真﨑が25年間改良して導いた<真崎式オリジナル二重術>を提供しています。
まぶたをしっかりと引き挙げて糸で固定をするので、術後の腫れが目立ちにくく、一般的な埋没法に比べてダウンタイムが短く済みます。
個人差もありますが、腫れの程度によっては手術直後から仕事をすることができ、メイクも翌日から可能です。
また、真崎医院は眼瞼下垂手術を得意とした“下垂専門クリニック”であるため、通常の挙筋法に比べてより自然にパッチリとした目力のある二重に仕上げることが出来ます。
万が一腫れの程度が強くストレスを感じる場合は、糸を外して手術費用(麻酔代・薬代を除く)を返金する「トライアル返金システム」を設けていますので、患者様にとっては安心して手術を受けられるポイントではないでしょうか。
これは自信があるからこそ出来る、真崎医院独自のシステムだと思っています。
手術後のアフターフォローとしては、術後1ヶ月目に無料で検診を行い、糸の埋まり方や炎症の有無などまぶたの状態を確認しています。
ご来院が難しい方にはメールなどでの対応も可能ですので、ご遠方の方でも安心していただけることと思います。
5、まとめ
片目だけが二重になる原因は様々で、主な治し方には外科的手術が最善でしょう。手術を検討する場合は、信頼できる医師を選び、しっかりとカウンセリングを受けることが大切です。