二重切開とは、まぶたの皮膚を切開し繋ぎ合わせることで二重を作る施術です。
特にまぶたが腫れぼったい方やしっかりした二重ラインを作りたい方におすすめの施術です。
また、デザインの自由度が高く、二重埋没では難しいとされる幅広の二重も実現可能です。
ただし、ダウンタイムが長いというデメリットもあるため、二重切開か二重埋没かを選ぶ上で、患者様の多くはダウンタイムの長さを判断基準の一つとして考えることが多い印象です。
二重切開と二重埋没の違いは、まぶたを切開するかどうかです。
二重切開は、切開をするためダウンタイムが長くなりますが、二重は半永久的でほとんど戻ることはないのが特徴です。
二重切開は、「確実に二重にしたい方」「二重埋没での手術が難しい方」「二重ラインを持続させたい方」「ダウンタイムが取れる方」におすすめの施術です。
以下の表は、二重埋没と二重切開の違いをまとめたものです。
施術法 | 二重埋没 | 二重切開 |
---|---|---|
施術時間 | 15分〜20分 | 30分〜40分 (患者様の目の状況によって異なります。) |
ダウンタイム | 大きな腫れ(麻酔・内出血など)がひいてくるのに1週間〜2週間。 組織(むくみ、糸の埋まり)が安定するまでには3ヶ月〜6ヶ月 |
大まかな腫れや内出血が引いてくるのは、2~3週間程度。
組織が完全に落ち着くまで、3ヶ月~6ヶ月程度。 |
施術後の検診 | 1ヶ月(糸の埋まり方、炎症、その後の指導など) | 通院は、1週間後 (抜糸の為、来院頂きます。) 検診は、1ヶ月後 |
術後のメイク | 翌日より可能 | 抜糸の翌日から可能 |
術後の入浴 | 当日より可能(目元は避けてください。) | 内出血が引いてから可能(2週間程度) シャワーは手術部位以外は当日より可能 |
術後の洗顔 | 当日より可能(目元は避けてください。) | 手術部位以外は当日より可能、手術部位は24時間後から水のみなら可能 |
料金 | 両目110,000円~ | 両目440,000円 ※モニター募集中(通常料金の20%割引) 片目275,000円 |
二重切開法には、「全切開法」と「部分切開法」の2種類があります。
全切開法とは、まぶた幅全体を切開し、二重を作る術式です。
部分切開と比べ、まぶた全体を切開する為、皮膚がしっかり癒着し、確実な二重ラインを作ることができます。
まぶたが厚く、腫れぼったい方は全切開法がおすすめです。
部分切開より二重ラインが消失する確率は低くなり、半永久的な仕上がりになります。
真崎医院では基本的には全切開法を行いますが、ダウンタイムがあまり取れない方や傷跡をあまり残したくない方に関してはまぶたの状態にもよりますが、部分切開を行うこともあります。
部分切開法とは、まぶた全体を切開するのではなく、1.5cm〜2cm程度を切開し、二重を作る術式です。
傷跡を全体的に残したくない方や、ダウンタイムがあまり取れない方におすすめです。
部分切開法は、切開ラインが短い為、癒着が甘くなり全切開と比べると二重ラインが消失しやすい傾向にあります。まぶたの脂肪が少なく薄い方に向いています。
(1)二重切開+目頭切開・31歳女性
二重切開でできる二重の種類は以下の2つです。
・末広型二重
・平行型二重
末広二重とは、目頭側には二重のラインがなく、目尻に向かって徐々に二重のラインが現れる目元の形のことです。すっきりとした、控え目な二重を好まれる方に選ばれやすい形です。
平行二重は、目頭から目尻まで一定の幅で二重のラインが続く目元の形を指します。目元全体が大きく見え、華やかで魅力的に見えるのが特徴です。
二重切開や眼瞼下垂の名医の見分け方は、以下の通りです。
・専門分野の医師を選ぶ
・担当医師の症例写真を見る
・医師の評判や口コミを調べる
クリニックの名前ではなく、担当する医師がその分野の専門医師であるかで判断することが大切です。
また、判断基準としては医師が日本形成外科学会や日本美容外科学会の会員であるかや医師が論文を書いているかも重要です。
症例写真は、医師の技術力や美的感覚をチェックする上で一番分かりやすいものと考えております。
そのため、経過を追った症例写真を見ることにより、患者様のイメージの差を埋めることができます。
しかし、症例写真を見るうえで注意が必要な点があります。
症例写真は、「術前」「術後」の2点しか掲載していないクリニックは多いですが、一番大事なのは経過写真であることにご注意ください。
クリニックによっては、術中や術直後の写真は腫れが大きく印象があまりよくない為、掲載をしないところもありますので、掲載がない場合はカウンセリング時に確認してみましょう。
手術を受けようと思う医師の評価について、同業の医師や看護師などへ尋ねてみるのも良いでしょう。
そこで同業者が評価をするような医師やクリニックであれば、信頼をして手術を任せる判断材料になります。
医師たちは独自のネットワークで情報交換を行っているので、例えばインターネット上で目にするような口コミとはまた違う意見を聞けるかもしれません。
一般的には以下のようなケースの場合、二重埋没ではなく二重切開をおすすめする傾向にあります。
・まぶたの脂肪が多く皮膚が厚い人
・極端に幅の広い二重ラインにしたい人
・一度の手術で理想の二重ラインを手に入れたい方
上記に当てはまる場合でも、担当する医師の技術力によっては二重埋没でも可能な場合がありますので、まずはクリニックで相談してみましょう。
切開部分を縫合していますので、1週間後に抜糸が必要です。必ず来院してください。
1ヶ月後に二重の仕上がりや傷の状態を診ますので、可能であれば来院されることをおすすめします。
腫れや内出血が落ち着く頃(2週間程度)を目安に、入浴が可能です。手術直後は血行の促進を抑えるためにも、出来るだけ入浴は控えてください。
但し、シャワーであれば手術部位以外は当日より可能です。