眼瞼下垂とは、まぶたが本来あるべき位置より垂れ下がって(下垂して)、顔立ちが変わってしまった状態です。
眼瞼下垂を治療する手術は、まぶたを切って行う「切開法」と、まぶたを切らない「埋没式挙筋短縮術」という2つの術式があります。
「切開法」は、現在多くの医療機関で広く実施されている眼瞼下垂手術の主流です。
しかし、「切開法」では確実性が高いのですが、ダウンタイムが長く、気に入らなかった時に元に戻す事ができないというデメリットがある為、
眼瞼下垂の手術をためらう方も少なくなくありません。
そこで、手術に伴うデメリットをできるだけ解消し、抵抗感を減らす方法として考案したのが、まぶたを切らない「埋没式挙筋短縮術」です。
「埋没式挙筋短縮術」は、院長 真崎が2000年頃から手がけ始め、2004年に初めて医学書籍に執筆し、公表しました。
今では様々な美容外科クリニックで提供されておりますが、当院の「埋没式挙筋短縮術(真崎法)」は、10年以上改良して導いた当院オリジナルの手術法です。
眼瞼下垂を医学的に説明すると、まぶたを持ち上げる筋肉にトラブルが生じている状態のことです。
目を見開いたときに、黒目にまぶたがかかっていないのが正常な状態ですが、何らかの原因で目を開いたとき、まぶたが黒目にかぶさった状態になる場合があります。
まぶたを持ち上げる筋肉のトラブルによって、そういう状態が起こってしまっているのが、眼瞼下垂です。
まぶたを持ち上げるときに働く筋肉を「眼瞼挙筋」といいます。
まぶたの中には、「瞼板」という薄い板のような支持組織があり、これによって形が保たれています。
眼瞼挙筋は、この板を引っ張ることで、まぶたを持ちあげているのです。
この筋肉の働きが弱まって瞼板を十分に引っ張れなくなると、しっかり目を開くことができなくなります。
すると、黒目の上にまぶたがかぶさったような状態になり、視界が悪くなってしまいます。
眼瞼下垂が起こった場合、私たちは、ほとんど自覚しないまま、まぶたを眉毛ごと持ち上げたり、あごを上げて視角を変えたりすることで、視野を広げようとします。
その結果、眼瞼下垂の度合いがかなり進んでしまっているということも少なくありません。
間延びし、まぶたが下がり眠たそうな目に。
目を開くのに眉毛を上げてしまい(眉毛を上げないと目が開かない為)額のシワの原因となります。
まぶたが黒目にかかり視界が狭くなってしまいます。
「切らない眼瞼下垂」の書籍を出版しました。
埋没式挙筋短縮術は、院長 真崎が眼瞼下垂を治すための手術として2004年に医療書籍の中で初めて公表しました。
今では多くの美容外科クリニックで実施されるようになり、広く普及しております。
これは「まぶたを切りたくない」という患者様のニーズにマッチしたからだと思います。
なお、真崎法とは、他院の行っている埋没式挙筋短縮術とは異なり、院長 真崎が10年以上この術式を改良し続けて導いた当院オリジナルの手術法です。
真崎法の特徴についてご説明致します。
まぶたにメスを入れる切開法の場合、どうしてもある程度大きな傷をつけることになります(最大3センチぐらい)。
多くの切開手術と同じように、その傷が治るまで腫れと痛みを伴うことは避けられません。
その点、真崎法は、個人差はありますが、手術後にずっとつらい痛みや腫れが続くということはほとんどありません。
また、当院では麻酔自体にも配慮しています。
麻酔時の痛みには、注射の針を刺すときの痛みと、薬を注入するときの痛みがありますが、真崎法の手術をする際は、
浸透圧を体液に近づけた特殊な麻酔を使用しています。
そのため、針を打つ際にチクリとした痛みがある程度で、注入しているときの痛みはほとんど感じません。
切開法での手術時間は、最低でも、片目につき約30~40分ぐらいかかります。
しかし、真崎法なら、片目につき約10分短い20〜30分ほどで手術が終わります。
手術時間は、両目を合わせても、40~50分ほどしかかかりません。
患者様にとって、時間的にも負担が少ない術式です。
切開法の場合、どうしても傷あとが残ります。
そして、手術後しばらく、傷の周囲にある程度の腫れや内出血も残ります。
そのため、手術後すぐには日常生活に戻りにくく、「ダウンタイム」が長くなる傾向があります。
真崎法の場合、切らない手術なので目に見える傷あとは残りませんし、手術後に大きな腫れや内出血を伴うことはほとんどありません。
腫れが少ないのは、症例写真を見て頂ければ分かるかと思います。
ダウンタイムとは、手術後、組織の傷が治りまぶたの状態(腫れ・皮下出血など)が落ち着きを取り戻すまでの経過期間の事です。
眼瞼下垂の手術を考えている患者様には、ダウンタイムは短いほうがよい、というニーズがあります。
特に仕事を持っている人の場合、「できるだけ仕事を休む期間を短くしたい」「できれば普通に仕事を続けながら治療したい」と考えるのは当然のことです。
切開法の場合は、先ほどのべたように、腫れや内出血が強めに残ってしまうため、完全に状態が落ち着くまで、数週間から1ヶ月程度かかります。
傷の状態によっては、3~4カ月のダウンタイムがかかることもあります。
その点、真崎法は、切らないので傷あとが残らないことはもちろん、まぶたへのダメージが小さいので、大幅にダウンタイムが短くなるといえます。
これも個人差はあるのですが、状態のよい人なら、手術の直後でも仕事をすることができ、メークをすることは2~3日後から可能です。
お仕事をお持ちの人に多いのは、週末に真崎法の手術を受けて、月曜日には普通に出勤が可能です。
真崎法では、まず片目を手術して、私の目から見ても納得、患者様自身が見ても納得して頂いたことを確認してから、もう一方の目にも手術し、糸を埋め込んで終了します。
めったにないことですが、患者様が期待していた状態(瞼の開き方や腫れの度合い)になっていないときは、元の状態に戻して手術料金も
返金します(麻酔代・薬代を除く)。
また、手術中や手術直後の判断では、本当に納得のいく出来映えかどうか、患者様自身にもわからないことがあります。
そのような場合には、患者様が手術後3~4日間生活してみて、それでも「希望したイメージではなかった」と思うのであれば、元に戻して返金します。
これが、当院独自の「トライアルシステム」です。
ですが、決して仕上がりの確認ではありませんのでご注意ください。
患者様の中には、目はきれいに開いているものの自分の風貌の変化に違和感を覚える、期待してイメージと違いかえって深いに感じる方も稀にいらっしゃいます。
つまり、眼瞼下垂を治すことが、その患者様にとっては必ずしも満足につながらなかったというケースがあるのです。
そんなとき、「やはり、前のほうがいい」とお感じなら、元に戻せるトライアルシステムをご利用ください。
院長 真崎が患者様を満足させる自信があるからこそできるシステムです。
納得できなければ元に戻して返金してくれるという医療機関は、おそらく他にはないと思います。
患者様から「切らない眼瞼下垂手術は、すぐに糸が取れてしまうとか、ゆるみやすいと、よく聞くんですけど、実際はどうなんですか?」と質問を受ける事があります。
患者様にしてみれば、せっかく決断をし、高い料金を払って手術をしたのに、1年ぐらいで元に戻ってしまったらたまりません。
不安に思うのも、確かに無理はないだろうと思います。
さまざまなメリットがある埋没式挙筋短縮術ですが、ドクターの技術やその手術法によって、仕上がりに大きな差が出ることは確かです。
また、手術症例が少なく、習熟していないドクターが手術を行った場合、「数カ月たったら、元に戻ってしまった」というようなケースが少なくありません。
しかし、真崎法に関しては、そうした一般的な危惧はほとんど当てはまらないと申し上げておきます。
当院の真崎法の手術は、院長 真崎が全て担当しています。
これまで数多くの手術を手がけ、確実性、信頼性を追究し続けており、個人差はありますが、4年以上経過しても、変わらない状態を維持できている患者様がほとんどです。
施術時間 | 片目20〜30分、両目40~50分 |
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ダウンタイム |
大きな腫れ(麻酔・内出血など)がひいてくるのに1週間〜2週間 組織(むくみ、糸の埋まり)が安定するまでには3ヶ月〜6ヶ月 (症例写真を参考にしてください。) |
施術後の検診 | 1ヶ月(糸の埋まり方、炎症、その後の指導など) |
術後のメイク | 翌日より可能 |
術後の入浴 | 当日より可能 (目元は避けてください。) |
術後の洗顔 | 当日より可能 (目元は避けてください。) |
手術から1ヶ月間の検診・アフターフォローまで全て含んだ料金となります。
なお、施術後1ヶ月検診まで再診料は無料です。
院長 真崎が責任もって一人一人丁寧に対応致します。
不安な事やご質問などございましたら、お気軽にごお問い合わせください。
(掲載されている料金は全て税込表示となっております。)
手術内容 | 方法・部位 | 両目料金 | 片目料金 |
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眼瞼下垂 ※瞼の開きが悪い(眠たい目) | 埋没式挙筋短縮(切らない) ・トライアル返金システムあり (返金保証5日) |
440,000円 | 275,000円 |
切開 | 660,000円 | 330,000円 | |
筋膜移植(切開) | 880,000円 | 550,000円 |
眼瞼下垂治療では、切らない治療を希望している患者様でも切開法でないと治療が難しい場合もございます。
せっかく遠くからご来院頂いたのにも関わらず、ご希望の治療ができない事をお伝えするのは、とても心苦しいく思います。
そこで、眼瞼下垂治療専用に画像添付フォームと簡単なアンケートを用意致しました。
こちらの情報で切らない眼瞼下垂の治療が可能かどうか、おおよその判断ができますので前もってお伝えする事ができます。