更新日： 2024-02-15

涙袋形成術

涙袋は目の周りの筋肉である眼輪筋が膨らんだ状態のことです。
この部分がふっくらしていると、目元が立体的に見え、目が大きく可愛らしい印象を与えます。
特に女性の場合、若々しさと女性らしさが増すため、最近では涙袋を作るメイク術を作る方が増えています。

眼輪筋の下まぶた部分が発達していると涙袋が作られ、発達していない人はふくらみの無いスッキリとした目元になります。
筋肉の発達具合には生まれつき個人差があるため、涙袋が大きい人と小さい人がでてきます。

かわいい、と称される芸能人の顔をよく観察すると涙袋がしっかりとふくらんでいることに気がつくでしょう。涙袋には目を大きく見せる作用があり、男性は無意識に女性的な魅力を感じるためとされています。
効果の高い涙袋形成ですが、比較的手軽に行えるため人気の施術のひとつです。
当院では、人気の「ヒアルロン酸」と長期的に涙袋が維持できる「側頭筋膜移植」による涙袋形成を行っております。

アイメイクなどで涙袋を大きく見せることもできますが、やはり本物の立体感にはかないません。
目の周辺の肌や筋肉はとても敏感であるため、日々のこうした積み重ねが将来の美容に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
涙袋のお悩みは美容整形での解決が最も確実です。是非一度ご相談ください。

セルフケアでの涙袋形成の是非

涙袋はマッサージなどの方法で自分で作る方法がインターネットで紹介されています。マッサージにより目のむくみがとれた結果、涙袋が目立つようになることもあるため一概に否定はできませんが、専門医としてはこういった方法には効果がないと言わざるを得ません。
涙袋は眼輪筋という目の周りの筋肉や脂肪によって形成されます。いくらマッサージでほぐしたところで筋肉や脂肪の量が変わるわけではないので、涙袋は形成できないのです。
むしろ年齢を重ねるとしわやシミの要因となってしまうため、デリケートな目の周囲の皮膚に日々刺激を与えるというのはリスクを伴うと考えたほうがよいでしょう。

半永久的な涙袋形成について

ヒアルロン酸による涙袋形成は手軽で効果も実感できるため人気の施術ですが、その効果は永久ではありません。
個人差はあるものの、おおよそ3か月～1年間でヒアルロン酸は体内に吸収され、涙袋は元に戻ってしまいます。
半永久的な涙袋形成術は長らく待ち望まれていましたが、実際に効果をもつこの「側頭筋膜移植」が考案されたのはおおよそ10年前のことでした。
鼻の整形術での移植に用いられる側頭筋膜を涙袋に応用したこの術式は、ヒアルロン酸のような手軽さはないものの長期的な効果を実現。

涙袋の形成術を扱うクリニックは日本ではまだ少ないですが、効果の持続と切開の傷が目立たないこの術式を当院ではご提供させていただいています。