眼瞼下垂手術を受けた後、筋肉の反応により左右差がでたり、びっくり目や三角目になったりするなど理想とする仕上がりにならなかったことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。その場合、眼瞼下垂の修正手術を検討する必要があります。
そこで、今回は以下の内容に沿って詳しく解説します。
- 眼瞼下垂の修正手術とは
- 保険適用で手術をした場合も眼瞼下垂の修正手術は自己負担になる
- 眼瞼下垂手術のよくあるダウンタイムの症状
- 眼瞼下垂の修正手術を失敗しないためのポイント
1、眼瞼下垂の修正手術とは
眼瞼下垂の修正手術とは、腫れなどのダウンタイムが落ち着いても理想とする目元にならない場合や誰が見ても明らかに不自然な場合に、眼瞼下垂の再手術をすることです。
ただし、修正手術をおすすめしない場合や、手術を重ねても変化を感じられない場合もあります。
修正手術をすることでかえって状態が悪くなる可能性も考えられるため、まずは医師に相談し、最適な提案をもらうことが重要です。
もちろん、手術を受けた医院で対応してもらえる場合もありますが、他の医院で修正する選択も考える必要があります。医師の技術不足によって、仕上がりが不自然になった場合、その医院は眼瞼下垂が得意ではない可能性が考えられ、修正手術をしてもイメージ通りに仕上がらないことがあるためです。
また、修正手術は最初の手術時よりも難易度が上がると思ってください。手術によって組織がダメージを受け、組織変形や癒着を起こしているケースが非常に多いためです。
仕上がりは医師の技術によって大きく左右されるため、特に修正手術を受ける場合には慎重な医師選びが必要です。
できるだけ最初の手術時から、症例実績が多く信頼性の高い医師に任せるようにしましょう。
眼瞼下垂が得意な医院でも失敗しないとは言えませんが、実績やスキルのある医師が対応することで失敗を最小限に抑えられます。
真崎医院では、眼瞼下垂の修正手術を美容外科学会で最高レベルの腕を持つ名医の小室裕造教授が切開法を担当し、切らない眼瞼下垂は、切らない眼瞼下垂を2004年に医療書籍の中で世界で初めて公表した真崎医院の院長の真崎信行が担当します。
2、保険適用で手術をした場合も修正手術は自己負担になる
時間が経っても仕上がりに不満がある場合は修正手術が必要ですが、審美面における修正手術は基本的に保険は適用されず、自費での診療となります。
目の開きが改善しない場合は別ですが、美容目的の修正手術は保険が適用されません。
また、クリニックのホームページに記載されている料金と、実際に必要な料金は異なる場合があります。修正手術にかかる費用はクリニックにより異なるため、事前に最終的に必要な金額を確認しておくと安心です。
3、眼瞼下垂手術のよくあるダウンタイムの症状
眼瞼下垂手術後のダウンタイム期間中には、以下のような症状が起こることがあります。
術後間もない時期にこういった症状が起こると、患者様の中には「失敗なのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれも一時的な症状です。
- 一定期間目が閉じにくくなる
- 筋肉の反応による左右差
- びっくり目や三角目になる
- 視界がぼやけることがある
- ミュラー筋の刺激による自律神経症状の発症
- 期待していた効果や変化がない
上記のような症状がでた場合、まずは1~2週間程度様子を見てください。
時間の経過と共に段々と状態が落ち着くようであれば問題はないですし、修正手術の必要もありません。
但し、日に日に症状が強くなる場合や、痛みや不快感が強く経過を待つことが辛いようであれば早めに医師の診断を仰いでください。
症状や状態によっては修正手術の必要があるかもしれません。
眼瞼下垂手術のダウンタイムについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂手術のダウンタイムの症状と期間は?術後の経過まで紹介」
4、眼瞼下垂の修正手術で失敗しないためのポイント
眼瞼下垂の修正手術を繰り返して負のスパイラルに陥らないように、ポイントを押さえておくことが大切です。
眼瞼下垂の修正地獄を避けるためのポイントは以下の2点です。
- 手術の情報を用意する
- 豊富な眼瞼下垂手術の経験を持つ医師を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)手術の情報を用意する
より確実なカウンセリングを行うため、ご相談の際には可能な限り行われた手術の情報を持っていきましょう。
術式によっては同じ個所の手術が大変困難となる場合があります。そのため、カルテなどがお手元にあれば理想ですが、覚えている限りのメモでもかまいません。
治療経過をまとめたものや、治療内容が記載されているものもよいでしょう。手術情報がなくても修正手術はできますが、あった方が治療方針を決めやすくなります。
(2)豊富な眼瞼下垂手術の経験を持つ医師を選ぶ
修正手術は最初の手術よりも難易度が高まります。そのため、症例数が多く、豊富な眼瞼下垂手術経験のある医師を選ぶことが重要です。
経験豊富で実績と技術力のある医師の場合、手術方法においてもベストな提案ができるため、納得の結果に結びつきやすいです。また最近は、手術前後の症例写真を掲載しているクリニックが多いので、手術の結果をイメージするためにも事前に症例写真をチェックすると良いでしょう。
さらに、手術前には担当医と仕上がりイメージを共有することも重要なポイントです。まずは医師とのコミュニケーションを通じて、希望する仕上がりやデザインについて話し合いましょう。最終的な仕上がりに納得感を持てるよう、不安な点は遠慮なく伝え、担当医との丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。
5、修正手術は名医である真崎医院へ
真崎院長は共立美容外科で総院長として20年余りを過ごし、多くの有名人の治療を担当してきました。美容外科の名医としての地位を確立し、2007年8月に東京・代官山に真崎医院を開院、高品質な医療サービスの提供を続けています。
当院では、他院で受けた手術の失敗や、結果にご満足されていない患者様に対し、修正専門外来を設けています。
まずはカウンセリングで状態を診ての判断となりますが、可能な限りご要望を伺った上でどの程度の修正が出来るか、どういったプランになるかご説明いたします。
再手術に抵抗のある方もいらっしゃるかと思いますが、是非お気軽にセカンドオピニオンとしてご相談ください。
美容整形は繊細な技術と豊富な経験、人体に関する最新の知識を常に更新し続けなければならない非常に難しい分野です。
美容整形クリニックが乱立して一般の患者様にはとても難しい世の中ではありますが、人生を左右する重大な施術ですので慎重に選ばれることをお勧めします。
もっともよい方法を患者様に選んでいただくため、相談内容によっては他院もしくは大学病院をご紹介させていただくこともございます。
真崎院長の名医ネットワークによる、安心と信頼のおける確かな専門医です。
もちろん、当院は患者様のプライバシーを最大限考慮したプライベートクリニックですので、安心してご相談いただけます。
まずはぜひ一度当院にご連絡ください。
6、まとめ
眼瞼下垂の修正手術は、左右差といった理想の目元にならない時に検討されます。ただし、修正手術の難易度は高く、経験豊富な医師選びが重要です。修正は元の手術を受けた医院で可能ですが、技術不足や相性の問題で他院を選ぶこともできます。美容整形の失敗や不満があれば、専門の修正外来で相談し、信頼できる医師による提案を受けましょう。