眼瞼下垂手術を受けた後、両目に左右差がでてお悩みの方も多いのではないでしょうか。左右の目の開きが全く同じという人はいませんが、目の左右差は気になるものです。術後に左右差がでるのは、必ずしも医師の技術力不足が原因であるとは限りません。
そこで、今回は以下の内容に沿って詳しく解説します。
- 眼瞼下垂手術後に左右差がある原因
- 眼瞼下垂手術後に左右差があるときの対処法
- 眼瞼下垂の修正手術をする際の注意点
眼瞼下垂手術の後悔するポイントについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂手術で後悔しないために知っておくべきことや失敗事例を紹介」
1、眼瞼下垂手術後に左右差がある原因
眼瞼下垂の手術後にまぶたに左右差が生じるのは様々な理由がありますが、特に影響の大きい理由は以下の通りです。
- 腫れや内出血
- まぶたの筋肉の反応
- カウンセリング不足や担当医の技術不足
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)腫れや内出血
眼瞼下垂の手術に限らず、手術の影響でどちらか片方のまぶたの患部が腫れたり浮腫むことは一般的によくあることです。
手術直後は麻酔による腫れ、その後は患部の炎症反応による腫れが一時的に続きます。
腫れの対処法としては、安静に過ごすことと目元を冷やすことです。
手術当日はもちろん、出来れば翌日くらいまでは極力安静に過ごしながら、こまめに目元を冷やすと良いでしょう。
なお、手術当日のシャワーや洗顔は可能ですが、湯船に浸かることは3日程度控えましょう。
サウナ・飲酒・激しい運動など、身体を温めることも同様に7日程度避けるようにしてください。
また、術後の腫れ同様、傷の周囲に内出血(皮下出血による青あざ・青タン)がでることも一般的な反応です。
こちらも一時的な症状なので、経過と共に段々と薄くなってきます。
手術方法にもよりますが、切らない眼瞼下垂であれば手術翌日からある程度のメイクは可能なので、気になる場合はコンシーラーなどで隠すと良いでしょう。
腫れや内出血の程度は人によって異なり、回復のスピードや経過には個人差があるため、経過を観察していくことが大切です。
(2)まぶたの筋肉の反応
人間の顔は元々左右対称ではなく、それはまぶたの筋肉においても言えることです。
手術後、筋肉の反応によって開き方に差がでることは少なくありません。測ったように同じ開き具合になるのか、右目は80%で左目は100%になるのか、それには個人差があります。
左右対称で、ちょうど良い開き方になることをお約束できる手術ではありません。
今の状態より少しでも開いたらいい、という感覚で手術に臨まれると良いでしょう。
(3)カウンセリング不足や担当医の技術不足
そもそも眼瞼下垂手術の経験が少なかったり、スキルが未熟だったりすると結果的に左右差が生じる可能性があります。
また、カウンセリング不足がゆえに患者様が想像していた仕上がりにならないこともあるため事前のカウンセリングでは医師としっかり相談することをお勧めします。
当院では、患者様が期待していた状態にならなかった場合、手術日を含めて5日間であれば【トライアル返金システム】により、固定した糸を外して元に戻し、手術代を返金(薬代・麻酔代を除く)いたします。
これは真崎医院が独自に設定しているシステムで、万が一のことがあっても安心して手術を受けていただけるように考えたものです。
2、眼瞼下垂手術後に左右差があるときの対処法
眼瞼下垂手術後に左右差がでたときの対処法は以下の2つです。
- 経過を観察する
- 修正手術を検討する
それぞれ詳しく解説します。
(1)経過を観察する
手術直後や術後数週間は腫れや内出血が残ることが多くあります。
腫れや内出血の出方に左右差があると左右の目の形が違うように見えることがあるため、まずはダウンタイムが落ち着くまでは慌てずに経過を観察しましょう。
そのため、担当医に相談し、まずは経過を観察しましょう。
左右差が軽度であり、時間が経って腫れなどの症状が引くと自然に改善することがほとんどです。患部の状態が早く落ち着くように、傷口を触ったり擦ったりしないようにしましょう。
大きな腫れは一時的で、おおよそ1~2週間程度でひいてきます。
眼瞼下垂のダウンタイムについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂手術のダウンタイムの症状と期間は?術後の経過まで紹介」
(2)修正手術を検討する
腫れなどのダウンタイムが落ち着いても左右差があり、理想とする目元にならない場合や誰が見ても明らかに左右差がある場合は、修正手術を検討しましょう。
ただし、その差がごくわずかな場合は、修正手術をおすすめしない場合や、手術を重ねても変化を感じられない場合もあります。修正手術することでかえって状態が悪くなる可能性も考えられるため、まずは医師に相談し、最適な提案をもらうことが重要です。
手術を受けた医院で対応してもらえる場合もありますが、その医師との相性が良くないのであれば、他の医院で修正する選択もあります。医師の技術不足によって左右差が出た場合、その医院は眼瞼下垂が得意ではない可能性が考えられるため、修正手術をしてもイメージ通りに仕上がらないことがあるので注意が必要です。
また、修正手術は最初の手術時よりも難易度が上がると思ってください。手術によって組織がダメージを受け、組織変形や癒着を起こしているケースが非常に多いからです。
もちろん、仕上がりは医師の技術によって大きく左右されるため、特に修正手術を受ける場合には慎重な医師選びが必要です。
できるだけ最初の手術時から、症例実績が多く信頼性の高い医師に任せるようにしましょう。
眼瞼下垂が得意な医院でも左右差が出ないとは言えませんが、実績やスキルのある医師が対応することで左右差を最小限に抑えられます。
3、眼瞼下垂の修正手術をする際の注意点
眼瞼下垂の修正手術をする際の注意点は以下の2点です。
- 保険適用で手術をした場合も修正手術は自己負担になる
- 豊富な眼瞼下垂手術の経験を持つ医師を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
(1)保険適用で手術をした場合も修正手術は自己負担になる
時間が経っても仕上がりに不満がある場合は修正手術が必要ですが、審美面における修正手術は基本的に保険は適用されず、自費での診療となります。
目の開きが改善しない場合は別ですが、美容目的の修正手術は保険が適用されません。
また、修正手術は最初の手術時よりも難易度が上がると思ってください。
手術によって組織がダメージを受け、組織変形や癒着を起こしているケースが非常に多いからです。
仕上がりは医師の技術によって大きく左右されるため、特に修正手術を受ける場合には慎重な医師選びが必要です。
できるだけ最初の手術時から、症例実績が多く信頼性の高い医師に任せるようにしましょう。
(2)豊富な眼瞼下垂手術の経験を持つ医師を選ぶ
修正手術は最初の手術よりも難易度が高まります。そのため、症例数が多く、豊富な眼瞼下垂手術経験のある医師を選ぶことが重要です。
経験豊富で実績と技術力のある医師の場合、手術方法においてもベストな提案ができるため、納得の結果に結びつきやすいです。また最近は、手術前後の症例写真を掲載しているクリニックが多いので、手術の結果をイメージするためにも事前に症例写真をチェックすると良いでしょう。
さらに、手術前には担当医と仕上がりイメージを共有することも重要なポイントです。まずは医師とのコミュニケーションを通じて、希望する仕上がりやデザインについて話し合いましょう。最終的な仕上がりに納得感を持てるよう、不安な点は遠慮なく伝え、担当医との丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。
4、眼瞼下垂手術をするなら真崎医院がおすすめ
真崎医院は、多くのセレブやVIPが訪れる、世界で認められたプライベートクリニックとして知られています。
その中でも、特に注目されるのが「切らない眼瞼下垂症手術」です。
切らない眼瞼下垂は、真崎院長が提唱したもので、従来の切開手術を必要とせず、まぶたの開きを自然に改善することができる革命的な治療法です。
真崎院長が提唱した「切らない眼瞼下垂症手術(埋没式挙筋短縮法)」は、メスを使用せず、まぶたの美しい開きを実現することができます。
この手術は、2004年に真崎院長が医学書籍で世界で初めて公表してから、多くの美容外科クリニックで採用されるようになりました。
しかし、真崎医院で採用している「真崎法」は、切らない眼瞼下垂の提唱者である真崎院長が最初の発表から20年の月日をかけて改良した方法で、安全性と効果の両方を兼ね備えた独自の手技を患者様に提供しています。
真崎医院の強みは、高い技術力だけでなく、患者様との信頼関係を大切にしている点です。
完全個室の待合室で、プライバシーを守りながら、安心して治療を受けることができます。
患者様の満足と安全を最優先に考え、最新の技術と設備を取り入れています。
眼瞼下垂でお悩みの方は、真崎医院を選ぶことで、安全かつ効果的な治療を受けることが可能です。
真崎医院は、あなたの目元の美しさを取り戻し、自信に満ちた日常を送るお手伝いをすることができます。
真崎医院で無料画像診断を行いたい方は、以下よりご相談ください。
5、まとめ
眼瞼下垂手術後の左右差は、腫れや内出血、元々の目の左右差、カウンセリング不足などが原因となります。
手術直後は経過観察が必要ですが、時間が経っても改善しない場合は修正手術を検討しましょう。修正手術時には医師の技術力や高い経験値が重要で、費用は基本全額自己負担になります。審美面を考慮して美的センスの高い医院で修正手術を検討していきましょう。