眼瞼下垂（がんけんかすい）とは、まぶたが下がり周りが見えにくくなる状態のことです。加齢やハードコンタクトレンズの長期使用が原因の1つともいわれています。
眼瞼下垂は自力で治すことができるのか、気になる方も多いかと思います。
そこで今回の記事では、以下について詳しく解説いたします。
- 眼瞼下垂は自力で治せる？予防方法は？
- 眼瞼下垂の治療に関する注意すべき誤情報
- 後天的な眼瞼下垂の原因3つ
- 眼瞼下垂の手術方法
- 眼瞼下垂手術を美容クリニックで行うべき理由3つ
- 眼瞼下垂手術を美容クリニックで受けるなら真崎医院
眼瞼下垂について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂とは？原因とよく間違われる症状から治療法までを詳しく解説」
１、眼瞼下垂は自力で治せる？予防方法は？
残念ながら、眼瞼下垂は自力で治すことはできません。眼瞼下垂を治療するためには手術をすることが大前提です。
ただし、眼瞼下垂を予防することは可能です。ここでは、以下の眼瞼下垂の予防方法について詳しく紹介します。
- まぶたへの摩擦を最小限に抑える
- コンタクトレンズの装着時にまぶたを引っ張らないようにする
（1）まぶたへの摩擦を最小限に抑える
目を頻繁に触る・こする・アイメイクを雑に落とす・自己流のマッサージやトレーニングをするなど、まぶたに過度な刺激を与えることを控えましょう。
クレンジングの際はできる限り優しく落としましょう。また、花粉症やアレルギーなどでつい目を触ってしまうという方は、病院でかゆみを抑えてもらう薬を処方してもらうのもおすすめです。
眼瞼下垂のトレーニングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
「眼瞼下垂トレーニングの効果は？眼瞼下垂を悪化させる行動も解説」
（2）コンタクトレンズの装着時にまぶたを引っ張らないようにする
コンタクトレンズを付ける・外すという行為が、まぶたに負担を与えることがあります。
特に厚みのあるハードコンタクトレンズは、まぶたを内側から圧迫しやすくこする刺激が眼瞼下垂症を引き起こす原因になりやすいため、長期的な使用には注意が必要です。コンタクトレンズの装着時はまぶたを優しく触り、必要でない場合はメガネを使用しましょう。
眼瞼下垂のコンタクトレンズの使用に関して詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「コンタクトレンズの使用は眼瞼下垂になる？なりやすい原因も解説」
２、眼瞼下垂の治療に関する注意すべき誤情報
眼瞼下垂を自力で治す方法として、以下の誤情報が挙げられる場合があります。
- 二重のりやアイテープで治る※一時的な改善は見込める
- 痩せたら治る
- マッサージ・トレーニングをしたら治る
どれも間違っているため、より症状を悪化させないように注意しましょう。
（1）二重のりやアイテープで治る
二重のりやアイテープを使用しまぶたを持ち上げることで、短期的に眼瞼下垂が改善され、肩こりや疲れの解消につながることがあります。しかし根本的な治療方法ではないため、長期的にみると眼瞼下垂の発症を速めてしまう可能性があります。
二重のりは薄く敏感なまぶたの皮膚には強い刺激となり、アレルギー性皮膚炎などを引きおこす場合があります。
二重のりやアイテープは適切に使用し、違和感を感じた場合は使用をやめ、病院に相談しましょう。
眼瞼下垂のアイプチについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
「眼瞼下垂はアイプチで治せる？悪化させないための予防方法も紹介」
（2）痩せたら治る
眼瞼下垂は体重と直接関係がないため、体重を減らすことで治ることはありません。眼瞼下垂の治療には医療的アプローチが必要です。
３、後天的な眼瞼下垂の原因3つ
後天的な眼瞼下垂の原因は以下の通りです。
- 加齢
- 間違ったマッサージ方法（まぶたへの摩擦）
- コンタクトの長期使用
ここでは、眼瞼下垂の原因について詳しく解説します。
（1）加齢
加齢に伴い、皮膚や筋肉の弛緩が進行し、眼瞼下垂を引き起こす一因となります。
（2）間違ったマッサージ方法（まぶたへの摩擦）
まぶたの周りをマッサージすることは、リラックスや血行促進に役立つことがあります。しかし、過度な圧力や間違った方法で行うと、まぶたの筋肉を傷つけ、眼瞼下垂を引き起こすことがあります。自己流のマッサージなどは控えるようにしましょう。
（3）コンタクトの長期使用
コンタクトを長期間使用することでまぶたを内側から圧迫し、こする刺激になってしまいます。また、装着時にまぶたを引っ張ったりすることで眼瞼下垂になることがあります。
特に、厚みのあるハードコンタクトを付けたままでのまばたきの繰り返しは、眼瞼下垂の原因となりやすい傾向にあります。
４、眼瞼下垂の手術方法2選
ここでは以下の眼瞼下垂の手術方法について紹介します。
- 切らない眼瞼下垂術「埋没式挙筋短縮術」
- 切開法
（1）切らない眼瞼下垂手術「埋没式挙筋短縮術」
まぶたを切らない術式として「埋没式挙筋短縮術」が挙げられます。
切らない眼瞼下垂（埋没式挙筋短縮術）は、まぶたにメスを入れることに抵抗感のある人におすすめの手術方法です。以下のような特徴があります。
- メスを入れないため、切開法よりも施術時間が短い
- 切開法よりもダウンタイムが少ない
- 気に入らなかった時に糸を外して元に戻す事ができる
眼瞼下垂の「切らない眼瞼下垂」について詳しく知りたい方は、以下もご覧ください。
「切らない眼瞼下垂」
美容外科クリニック・真崎医院では、約20年改良し続けて導いた埋没式挙筋短縮術「真崎法」を提供しています。真崎法はダウンタイムが短く、個人差はありますが翌日にはメイクも可能となります。
（2）切開法
切開法は、まぶたを切って行う手術方法で、切らない眼瞼下垂よりダウンタイムは長いですが、術野を直視下で見ながら行えるため確実に治療することができます。
また、切開法には以下の2種類があります。
- 腱膜固定術（挙筋前転術）
- 筋膜移植法（つり上げ術）
眼瞼下垂の「切開法」について詳しく知りたい方は、以下もご覧ください。
「眼瞼下垂 切開法」
どの手術方法を選ぶべきかわからない方は、まず無料の画像カウンセリングで自身の症状について把握することをおすすめします。
５、眼瞼下垂手術を美容クリニックで行うべき理由3つ
眼瞼下垂手術を美容クリニックで行うべき理由は以下の通りです。
- 保険治療では審美面の希望が出せない
- 保険治療では手術の跡の腫れ等の症状が強く出る場合がある
- 左右差が強く出たり、満足できない場合がある
詳しく紹介します。
（1）保険治療では二重幅の希望が出せない
保険治療では医療必要度が基準となり、見た目に関する希望が考慮されにくいことがあります。
しかし、美容クリニックでは患者様の希望を重視し、審美的な見た目に関する要望に応えることが可能です。仕上がりについて細かく相談できるため、満足度が高まります。
眼瞼下垂の保険適用条件について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂の保険適用基準とは？名医の選び方や治療の種類も解説」
（2）保険治療では手術の跡の腫れ等の症状が強く出る場合がある
保険治療での手術は、傷跡や腫れなどの症状が目立つことがある一方、美容クリニックでは見た目の影響を最小限に抑えることができます。
熟練した美容外科医による手術で自然な見た目を実現できるため、手術後に不安を感じにくいです。
（3）左右差が強く出たり、満足できない場合がある
眼瞼下垂の手術において、左右差が生じたり、自身の希望に合致しない場合があると、後悔や不満が生じます。
美容クリニックでは、細かな調整やカスタマイズが可能であり、患者様の要望に応じて手術を行うことができます。
眼瞼下垂手術後の左右差について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「眼瞼下垂手術後の左右差は治る？再手術は保険適用されるかも紹介」
６、眼瞼下垂手術を美容クリニックで受けるなら真崎医院
美容外科クリニック・真崎医院では、切らない眼瞼下垂「埋没式挙筋短縮術」・眼瞼下垂 切開法・眉下切開の手術を受けることができます。
眼瞼下垂手術は、ドクターの技術やその手術方法によって仕上がりに大きな差が出ます。
真崎医院では、埋没式挙筋短縮術を20年以上改良し続けた院長の真崎と、数多くの切開法の実績のある小室医師が手術を担当します。アフターケアもしっかりしているため、手術後も良い状態を維持できている患者様がほとんどです。
また、仕上がりのイメージに満足できなかった方向けに、留めた糸を外して麻酔代・薬代以外の手術代を返金する「トライアル返金システム」を独自に導入しています。
眼瞼下垂手術を受けることに不安を感じる・リスクを最小限に抑えたい・術後に後悔したくないという人は、まずはまぶたを切らない眼瞼下垂手術「埋没式挙筋短縮術」を検討するとよいでしょう。
７、まとめ
今回は眼瞼下垂の予防方法を紹介しました。
残念ながら、眼瞼下垂は自力で治すことはできません。眼瞼下垂を治療するためには手術をすることが大前提です。
眼瞼下垂手術をするべきか迷っている、どの手術方法を選べばよいかわからない、遠方のため病院に行くのが難しいという方は、20年以上実績のある真崎医院の無料の写真カウンセリングを受けてみましょう。
